2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オブスキュア・メモリーズ・コレクティヴ

曖昧な記憶を集める試行。OMCだ。ナンとなく上場企業っぽいではないか。 さて、リレー小説「朱と砂 〜シュスナまつり」 『朱と砂』 ケタケタと竹立て掛けて谷駆けて、戯る水辺の滓魂模様。月と禊よ、我が穢れ流れ。邪霊ムンムンと瘴気漂う沼の畔に足を止…

コヤニスカッティ・エコーズ③

フリーピープルでリハーサル。ブライアン・ジョーンズみたいな格好の男は、手にエルサレムへの妄想を書いたメモを持って、「此れ即ち虚無である」と言えば、洋行帰りのスガッチャンが吹き出している。ソルマニアは2000人のアメリカ人の前で、あの怪奇な…

コヤニスカッティ・エコーズ②

「虚無王通信 六」 陥穽を仕掛ける罪びとを憎む。偽りを伝える欲情の鳥を憎む。蹂躙の夜。我が国ではデモクラシーとはデマゴーグを意味する。そしてそれは裏切りや不幸の礎でもある。淫らの民の、その息使いだけが聞こえる。二枚舌に我を忘れてはしたない獣…

コヤニスカッティ・エコーズ

エクイノックス。今年の春は廃人暦を重ねるを一層に意識する。一句「きらめきの 夢を横目に 濁り春 五つ数えて いま口が開く」(春の訪いのたびに思う。夢に向かう人々もいる。ああ、わたしは廃人のまま五年目、どうしたらいいのだろうか)即ちコヤニスカッ…

忘れないうちに

<メモ> 無職を統合する計画。ロッジでの新展開構想。逆ストップ・メイキング・センスのようなライブ。ポップ・グループの拡大解釈に準ずる。 カート・コバーンみたいなヤツなんか、死のうがどーでもいいけど、ヤツの下らん伝説にこの曲が引き合いに出され…

夜の酵母菌

「関所始まって以来のあからさまに怪しいヤツ」それは今のぼくを指すのかもしれない。まるでドロボー風呂敷のようにこんもり膨らんだカバンを背負い、ヤドカリの歩みでヨロヨロ近付いて来るピンク色の男。おれだ。此れこそヨロヨロ鳥なむよりも、さてヌーン…

地球の皆さんさようなら

この台詞は昨日の画像のモデル、壁抜け男ことキング・アラジンが狂気の箱抜け脱出へ向かう際の言葉である。マルセル・エイメ原作のレミング壁抜け男ではない。おのれの棺桶に響く幻の喝采に耳を傾け「聞こえます聞こえます」と死神を笑顔で迎える結末。そし…

連載小説「メトロふたたび」第九回

著作権保護を声高に叫ぶ者こそ著作権侵害の罪に最も近く、それに準ずる者である。これもまた真理であろう。兎角、犯罪に関して問題提議をする者が、実は犯罪者予備軍であったという倣いに誰も眉を顰められぬ。さて有名税とは如何なる税か。そして形態模写に…

スターセイラー

「むててマメ」を探して土星までやって来ましたが、「むててマメ」の電波を受信出来ただけです。冥王星に行け、それでも見つからなければ太陽系から出て行けなんて、ヒドイじゃないのさ。宇宙の旅人でいいです。ロスト・イン・スペースでいいですよ。サイレ…

にゃあ

嬉しいことが多いんで、暴言も少ない昨今、頭痛ですよ。姉さん。ヘンな夢を昨日から見てばっかりです。今夜は「新生トイレの花子さん」のビデオを見ながら寝ます。おやすみなさい。高橋洋脚本です。GOODBYE JOE ▲TOP

夜のペタジーニ

ホワイトデーって白日ね。ぼくはね、五軒先に住んでるお友達のお母さんにゴディヴァのチョコもらったんで、お返ししたのよ。アメちゃん一杯に詰めたマグカップよ。これでまたペタジーニに近付いたのかしら。昨日ね、ノーブレスで100メートル自由形の試合…

堪忍

ギャンゴー!最近、ギャンゴと共に多用している、「堪忍しておくれやす」、宮沢りえちゃんがCMで言ってますね。ドキドキです。堪忍といえば、M字開脚の福禄寿さんには堪忍です。平家ガニもダメです。でもすべすべまんじゅうガニだけは毒があるけど、名前に…

霊的暗示

霊的暗示ってナンだ? 考えてるうちに眠くなってきちゃった。Angie Alt Ver. ▲TOP

ミッドナイト・クロス

夜にね、淡路ロンリネス協会のジュンちゃんと電話で喋ってる時にね、映画「スターウォーズ」の話になったのよ。ぼく、あんな宇宙戦争の映画が嫌いだから、次いでにガンダムまで話を広げてケチョンケチョンに貶してやって、爽快爽快ってインビに楽しんでたの…

ジュリー銀行

あのね、「クレヨンしんちゃん」を観ながら口を開けて笑ってたのね。したら、ポケットの中でね、ぼくの大事な場所を刺激する何物かがあるんで、「すわ、一大事」って思ったら携帯電話がブルブルさんだったのよ。相手はもこみちと全然似てもいないイノウエ君…

サンキュー

午前中よりゴードン・ムンマやベルナール・パルメジャーニや北欧のタントラ(ナンじゃソレ、ソーレソレソレ腋を剃れ)のCDや現代音楽の本やサンリオSFやらを西淀川方面に持って行き、押し売り出張エレクチ!で今日の営業は終わり。もう今週は終わってもい…

冬のジャガーが歩く

XOYOナイトって9日じゃなかったのね、平日だもんね。19日なのね。ここ数日はまるで春の陽気なんで、冬のジャガーもおしまいね。で、朝からウロウロと歩く。啓蟄も過ぎたし、ピンクのマー君がそろそろですね。今北君からもらったピンクのつなぎは重宝…

無原罪の宿り

昨日はさみしい日曜日、お布団を干して、こんな本を読んだり、映画を観たりしました。 「百頭女」 百四十七葉の銅版画コラージュによるシュールレアリズムの奇書。 「がきデカ24巻」 ぺぽかぼちゃの謎が解ける。答えは倉田まり子でした。 「荒野のダッチワ…

夜、砂男が来る

夜。寝床の子供たちの耳に届く砂男の足音。砂男は眠らない子供の眼に砂を一掴みずつ入れていく。そして血だらけの目玉が飛び出せば、彼の子供へ食べさせる為にそれを持って帰るのだ。彼らは嘴で目玉を突き、その血を啜る。夜の不吉な鳥、それは砂男が姿を変…

ジャーニー・スルー・ザ・ナイト

はい、正解です。今日の正解は、「一緒にこの星で生きていかないか」との言葉にも耳を貸さず、同胞に裏切られ殺されていったマゼラン星人である。鉄砲玉の惨めな死とは、己の墓穴を掘らされ、そして殺されることである。人生の陥穽はそこかしこにある。己は…

ちょっと待って

正解は小林夕岐子さんでした。午前零時にモデルガンや戦車のおもちゃがホンモノに変わる恐怖のアンドロイドゼロ指令の傀儡は、諦めて静かに死んでいく。それでもおれはムチャクチャや。静かに死ねるはずはない。おかしくて昨日からムチャクチャや。悲しませ…

逆光のアンヌ

正解はさようならです。写真は逆光のアンヌでした。今日の太陽の、最後の燦めきがこぼれる瞬間を切り取ったベストショットと言えよう。ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」、彼女の声が「世界は寒い」と聞こえた瞬間、アレスキとアート・アンサンブ…

ドドンゴ

大喜多君、正解。ドドンゴでした。机を叩いています。「くはー、うぬは何を血迷うたか」ドドンドドンゴ、なんちて。昨夜未明、稲垣足穂の言うお風呂に入り、ぼくは恋の狩人オダギリジョーから弥勒になった。ちんちんはミクロのままだけどね。なんちて。人生…