愛しの佐分利信あらすじ

polnareff2006-06-24

 ヒョンなことから東京在住のジャズドラマー井戸田氏とのタッグで始まったリレー小説「愛しの佐分利信。現在、第四話まで公開。で、今回は前回までのあらすじを。

<<愛しの佐分利信 第4話までのあらすじ>>

 最近何かと噂の処刑エレベーターの中、関西弁の口さがない婦人らを前に一喝する老人が一人、その塩辛声の主とは、兄がいとし、弟がこいしだと諭し教える喜味こいし。一件落着の暇もなしに背後で驚きの大声を上げて松崎真が座布団片手に横断歩道を渡ってやって来た。そこでビックリ、司会の三波伸介はジミヘンの霊を憑依させ、炎の反撃に出てみるものの、その時、呪文が鳴り響き、ジミの聖火は吹き去られていく。その風は声を失った人魚姫・林家こん平の魂が起こしたものであった。その声と青春の日々を取り戻したいこん平は、形見の鈴の音とクロスロードの幻に魂を彷徨わせれば、紳助バンドと家なき子の馬鹿爆風を呼び込んで、怪しき笛の調べと共に姿を現わすゴリラの落語家・鈴々舎馬風。お膳立てはムエタイのリング、バフーの酔拳を迎え討つは、海を越えてやって来たミスターバズーカことハリー・リームズ。巨大ホースのリームズの消火も空しく、戦いの炎は巨大に膨れ上がる。やがて我を取り戻したこん平の眼前で会場は轟音と共に崩れ落ち・・・暗転。そして数時間後、惨状の現場に一人の男がやって来る。「やん、バカ〜ン、フフ〜ン!!!」と口づさみながら。
どうなるのか、佐分利信、風雲急を告げる第5話はまたの機会に。 そして今更ビートを真面目に勉強しますとマミちゃん・ムッシュビートニクス、その行方も如何に。
 さてマミちゃんこと井戸田氏率いるハードロックトリオ、レイカースの音源はココで聴けます。宇宙と彼岸を往還する業火をその身で知れ。