カキクエバ・・・
- カキクエバ マリアルナユミ イマイズコ
解説：柿を食べるとナゼだかエバ・マリア・ルミ・ユミのゴールデンハーフの甘酸っぱい思い出が甦る。ああ彼女らは黄色いさくらんぼだったけど、いま何処にいるのだろうか。これは浮き沈みの激しい芸能界を儚んだ秋の句です。「食えば」と「エバ」が掛かり詞になっています。
- カキクエバ オーロラテルコト ワガソコク
解説：オーロラの発する電磁波を素材にした作曲で知られるフィンランドの音楽家アンドリュー・カキクエバは、或る日オーロラ輝子なる日本のシンガーの存在を知り、熱烈に共演ラブコールを送るもいつまで経ってもナシのつぶて。打ちひしがれた彼の眼には美しいオーロラが映え、世間の冷たさを身を持って知るという冬の句。Bungacha-Tune
