UFO

polnareff2005-10-04

UFO(未確認飛行物体)にただならぬ興味がある。1990年代、NASAがエイリアンのイメージを統一し始めた時、UFOの秘密を発表するのかとワクワクしていたが、それも叶わず、一体何時になればその秘密が発表されるのだろうか。さて、ぼくは今日の夕方、そぼ降る小雨に濡れて淀川に架かる長柄橋を渡りながら、東の空に黒く、時に光を発する物体を見つけ、呆然と立ち尽くしていた。徐々に近付いてくるそれを見ながら、しばらく眺めている内に、それは次第に形を成していく。しかしそれは着陸するジャンボジェットの真正面であった。何という無駄な時間を過ごしたのであろうか、雨に濡れながら。ところでぼくはUFOを過去に二度見たことがある。最近のものは一ヶ月ほど前に朝方向かいの家の上空に黒いバレーボールぐらいの大きさを見つけ、瞬く間に消失してしまい、何か目にゴミが付いていたかのような経験であったが、最初に見たものは十年前タイのプーケット島にて、夜の七時頃、濃いオレンジ色の編隊であった。まったく微動だにしないように見えたそれは、数分の後にかき消したように一瞬に消失してしまったのである。そのどちらの目撃もぼくは所謂UFOであると信じている。UFOというものは、おそらくはぼくの目撃したもののように曖昧で、あやふやなものであるのだ。ぼくたちが気が付いていないだけで、様々な場所に出現し、ひっそりと消えていく、そんな霊体の如き透明な存在であるに違いないのだ。多分ね。中森明菜とUFO
▲TOP