巨大な目玉がぽっかり浮かび砂の慄えを知るがよい

polnareff2005-09-13

フリーピープルでヴァーミリオン・サンズのリハーサル。ゲロ松さんの歯茎手術の結果も分からぬまま、ススムちゃんに任せる。所望されていた男前な詩を五篇、女前に携えて持って行けば「エルサレメーション」は砂漠のイメージ、ズバリな詩「砂漠」を採用し、「そよぎと」に改題す。冒頭の讃美歌〜ケイティちゃんのギター・フィードバック〜目玉男前に朗読〜ズンタンけぇ松ドラムという按配。かくてロックの畸形へと歩みを進めた我らに怖いものはない。それは「P.I.L Meets This Heat Mixed By Lee Perry」を九人掛かりで再現する趣、更にここ松さんによるライブミックスが加われば、まさしく発狂音楽やも知れぬ素晴らしさ哉。難を言えば、ぼくのキキカカ・ポエムか、しくしく。
デス松どんとヴェルヴェット・アンダーグラウンドの話、長松さんとぼくの三人は初期ヴェルヴェットの本質を誰よりも見極めていると言えよう。その訳は別稿にて。帰途はティピ眉松さんに送ってもらい、車中でデス松どん昏睡のうちに初期のエリック・バードン&ウォーと作家坪田譲治のことを教えてもらう。うおお。
遅れに遅れていた、カメラマンの塩田氏に贈るCDRをコピー、考えた末に今年の3月3日ベアーズでの「第三の男/Der Dritte Mann」を、観覧車をデザインしたスリーヴをガサツに作って発送。メンバーの皆さん、スリーヴ入用ならお伝え下さい。
深更に地元の悪友Jが来訪、反省し、片付ける彼を横目にジス・モータル・コイルを聴いてみたろかいな、しかし。マガジンのハワード・デヴォードが歌うアレックス・チルトンのカバー「ホロコースト」でも。
This Mortal Coil/Holocast