ヘイト&グロテスク①忍従の末の変容

polnareff2007-03-13

「リヴァーヴ・オーヴァーダブ」の発売によって多くの心有る人、心優しき人と知り合えたのは大きい。胸を熱くしながらの大感謝の日々を過ごしています。作品についての感想が概ね好評なのが嬉しい。その反面、整然さに失望したり、日和ったなどとほざいたりする愚か者もいるが、そんな輩はおれの王国ならば即刻、首をハネてやるものを。さてさて大きなトラブルにならぬよう愚痴愚痴と恒例の内弁慶、とある感想をひとつ見つける。「拍子抜け」やら「おさ〜ん臭い」などの暴言も「フリーキーじゃないと素人には分からん」との白痴的な卑屈さにも目を瞑るが、「いまどきバラードの引用やら神殺しなんてカッコイイにもほどがある」との半笑いの言い分には「渇!」だ。ヴァーミリオン・サンズは、お前のような態度を憎悪し、排除するのを目的とした魔女狩り集団なのである。貴様は音響の亡霊に呪われ死ぬであろう。バラードの本質の何たるかも考えぬ愚鈍が知った風なクチを利きやがってよ、時間と重力によって発狂した夢のまた夢に「いまどき」を構造として語りやがって、だからお前は生殖器さえ飼い慣らせないのだ。そしてフレイザーの「金枝篇」に詳しい「神殺し」なるタームとは、阿呆の踏み絵を機能し、またコンセプトのヨスガとして存在している。これは陥穽なのである。言及すること自体、圏外なのだよ。これはポップグループの「ハウマッチロンガードゥウイトルレイトマスマーダー?」に掛けて「噛み殺し」の洒落でもある。
ブラマヨ