耐性

　宵口よりロッジでイルネパセシオンのリハ。竹谷さん、８ちゃん、モリヤン。幾種類ものカスタム楽器、英語詩と日本語詩。ＢＧＭはファンカデリック、ブルース・スプリングスティーン、ジス・ヒート、マイク・ラッド、ドアーズなど。マッド、ブラッド、サッド、クイックサンド、更にオイル、そしてフラッド、つまり洪水とは心に描かれた崩壊、そして世にもあえかな絶望である。モハベ砂漠をパルスの参考に。他のパルスも探索。アウトがいいかな。８ちゃんに中山昌亮「不安の種」①〜③巻まで借りる。前回に続き後半に今北君。ビールをご馳走になる。地下鉄で戸川昌子「嬬恋木乃伊」読了。深夜、「ガメラ２レギオン襲来」を鑑賞。前夜ＣＳで放映された「心」に続き、大好きな俳優の一人、辻萬長が自衛官役で出ていて嬉しい。「心」は夏目漱石の名作の映画化。新藤兼人監督、松橋登、辻萬長、乙羽信子、殿山泰司ら。イニシャルで示された人物達による虚構の物語は、即ち日常そのものなのだ。不思議な静けさが「日常」を観念そのものに変え、更にそれがごくありきたりの日常であると囁く。傑作。辻萬長は勿論自殺するＫの役。「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」くうー言ってくれるね。