ぽっかり浮かんだ巨大な凝視をこの包丁で斬りつけて

本日より開始したドラマ「女王の教室」、オープニング数分だけで激しく慄然する素晴らしさ。これは「離婚弁護士」の作家が発狂したかと思しき反世界ホラーである。限られた空間を横行するファシズムマキャベリズムの暴力装置を背景に、小学校の教室から透視する世界の暗部、そして俯瞰する世界の野蛮への反動を描くドラマであろう。必ずや傑作であると確信する。さて今夜の見所はヒロインなのにお漏らしの12歳。