どこまでも大きくなるミミズ。アレと一緒や

polnareff2006-02-10

 夕刻、竹谷さんと今北君と待ち合わせ。酒屋で渋声「麒麟です」を連発するおじさんらとビール飲みつつ、橋のたもとでコンセプチュアルアートとファインアートについて議論しつつ、松屋町サブタレニアンでの展覧会「釣崎清隆写真展〜Hardcore Works 2006」へ。監督作品「死化粧師オロスコ」の上映会もあるらしい。会場でミスフィッツスタイルの釣崎君と数年振りの再会、二人のVS紳士を紹介。会うなり一声、「割りと顔付きがマトモになってきたよね」って、ナンか言うようになったじゃん。「もうこれからはシッカリ監督してますから」と即答する竹谷さん。ハイ、ぼくはヴァーミリオン・サンズのミナサマによって更正、社会復帰への道を歩んでいます。でもぼくが二歳の年齢詐称していたことが発覚。酒やらナニやら全部飲み込んで長い一日を過ごしたのも五年前。何故にアニメ「めぞん一刻」を一緒に観たんだろう。美しいオブジェのような死体と、カメラのレンズを見つめる民衆の眼。彼らの眼が何を語りかけているのか。それを立ち寄った中華料理店で語る。
 恒例のVS会合の為にロッジへ。アウシュヴィッツ、ギャング・オブ・フォーを聴きながら泥酔する内に「これから交差点はシモネタやで」と不明の言葉も聞こえて、林直人君の件、合作リレー小説「シュスナまつり」の件、アトモスフェアの件、ピールセッション的配信の件、キントキイモ・ジャンキーヤノマミ族のハナシ、ぼくのドジョウヒゲについての批評、なぞの泉州言葉「ワッショレ」についてなどなど。帰途、今北君に「シド・バレットの立ち眩み」に関する縦軸横軸ついて教えてもらう。別れ際に言われた「そう言えばオダギリジョーに似てるって言われへん?」のセリフに振り向くOLのおねいさんの顔が霞み、気が付けば京都に向かう特急電車の中。おーいみんな、睡眠ってすごく大事だよね。いま京都烏丸を出たところだよ。お兄さんの負けだね。

本日の名言:こんにちはーヴァーミリオン・サンズのほうから来ました(ここ松)

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