消えますよ、消えます消えます消えます、消えまぁす

積ん読濫読。ちくま文庫の猟奇文学館「1.監禁淫楽」と「3.人肉嗜食」、このシリーズの目当ての宇能鴻一郎皆川博子は共に満足。別のアンソロジーに収録されている皆川博子「獣舎のスキャット」は、ピンクフロイドの「でぶでよろよろの太陽」が重く暗示する佳作、余談ながら。円地文子の短編集「妖」、「木乃伊の恋」の原作から読み始め、びっくりして耽読、宮部みゆき「震える岩」は構成よりも形容の一つ一つが重要に思える。黒沼健「予言物語」高村薫マークスの山」、相変わらずの新しめのモノは無し。序でにビデオ視聴も手塚治虫アニメ「プライムローズ」は岡本茉莉の声に裏筋線に触れ、マーティンシーン、シシースペイシクの「地獄の逃避行」は大傑作だが、何か蒸し暑いし、アノ発音するも恥ずかしい「ラブひな」全14巻を読破したろかしら。